ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」 齋藤 嘉則 

約20年読まれ続けている定番

この本は、たくさんの「読書法に関する本」や、「読書に精通した方々の本」の中でよく登場します。
その登場の仕方は、”著者のおすすめ”
という形です。
つまり!! 読書法や思考法に超くわしい人たちが、
「いい本だから読むべきだよっ!」て言っている本です。


実際に新しいプロジェクトを進める際、何度もこの本に助けてもらいました。今でも解決策に悩んだらこの中のある「シート」を読み返しています。
ジャンル的には、「マッキンゼー系」や「仮説思考系」、「問題解決系」の本を読むのなら、ぜひこの本を早い段階で手にされることをおススメします!その他の本が間違いなく理解しやすくなります!!

問題解決プロフェッショナル

問題解決の本を読んでもイマイチ使いこなせていない方、「仮説思考」や「ゼロベース思考」とか、そういう理論は知っているけど、実務に活かせていない方、
逆に「ロジックツリー」や、「MECE(ミッシー)」などの技術的なことは知っているけど、知っているだけで実際に使いこなせていない方、
そういった方々にはまさにおすすめです!

「理論としての汎用性」と「実務に役立つ具体性」、この2つを満たしているのがこの本の最大の特徴です!!

つまり、問題解決法の理論と実践を両方効率的に身につけることができる本です。
何をどう考えたらいいのかわからない!!という方や、新社会人になられる方にも最高級の参考書・教科書になると思います。

 

 

著者は、東京大学工学部卒業。英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスLSE)校にて経済学士(MSc)を取得。マッキンゼー経営コンサルタント、米国大手家庭用品メーカーのゼネラル・ディレクター等を経て96年より現職。大手企業を中心に経営戦略やマーケティング戦略コンサルティング、企業の戦略プラットフォーム強化のための戦略スキル開発、新規事業開発のためのナビゲーション、幹部教育、問題解決技法や状況マネジメント力強化のトレーニングなどのトレーニングなどの指導を行う。

 

問題は決められた時間内に解決しなければならない。そして解決策は理想論ではなく、その時点ですぐに実行に移して成果が出る策でなければならない。何を学ぼうとも、問題を解決するための基本スキルをもたなければ、ビジネスの現場では役に立たない
そう言い切る著者だからこそ書けた
問題を解決するための基本スキル
この本で学べます。学んで、マネして、アウトプットすることによって、必ず仕事で役立ちます!!

 

 

ポイントとして、

・ゼロベース思考のポイントは

①自分の狭い枠の中で否定に走らない
②顧客にとっての価値を考える

もし今、仕事上で何かしら問題・課題を抱えているとしたら、「この問題を解決する具体的な方法はある」という前提で、ゼロベースから考えてみること。

 

ゼロベース思考になる「コツ」は、「顧客にとっての価値を考える」ということ。
できているという人もいるかもしれないけど、それを実行段階でできている人は、意外に少ない。実行段階まで顧客にとっての価値を考え抜くことが成功する秘訣。

 

・仮説思考のポイントは

①アクションに結びつく結論を常に持つ・・・結論の仮説
②結論に導く背後の理由はメカニズムを考える・・・理由の仮説
③「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する・・・スピードを重視

最初は当てずっぽうでもいい。とにかく、何がなんでも結論を出すことが仮説思考のはじまり。最初は的を外しても、常にアクションに結びつく結論を持つということを心掛けると、確実に精度は上がる。

出した結論に対して、「だから何?」、「で、何をする?」を繰り返す。そして具体的なアクションに結びつく方向性を考える。

 

背後の理由やメカニズムが把握できるようになってくる。逆に、それらが把握できていないと結論が出せない。

 

ビジネスの現場に絶対的正解はありいえない。ベストは難しくても、ベターな解決策なら考えるやすい。ベターな解決策を見つけたらすぐに実行すればよい。そしてどんどん軌道修正すればよい。

 

仮説思考のポイントは、初めにアクションに結びつく結論を言い、その結論に導く理由を説明できればいいのだ。

 

MECEとロジックツリーは、解決策や戦略を練り上げるうえで重要な考え方

 

物事を大きくMECEでとらえられるようになったら、必ずメリハリ=優先順位をつけることだ。どんなにMECEになっていても、全てをカバーした網羅的な解決策やメッセージは全く意味がない。

 

・3C+1C(顧客:Customer、競合:Competitor、自社:Company + 流通チャネル:Channel)MECEを使ってみる。

「顧客にとっての最大の価値を提供する」視点で自社のビジネスの流れを見直すと、現状とのギャップが明確になる。

 

マーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)MECEを使ってみる。

 

・事業ポートフォリオMECEを使ってみる。X軸、Y軸は、それぞれが独立した相互に影響を受けない軸(切り口)を選ぶことが重要。

 

 ・ソリューション・システム

 ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリーを駆使した効率的な問題解決の実践的プロセス。

 

<ステップ1>課題の設定

例:「頭が痛い」(問題となる現象)

   ↓

課題:「頭が痛いのを治せるだろうか?」

 

<ステップ2>解決策の仮説

解決策1:寝て治す

解決策2:薬局に薬を買いに行く

解決策3:病院に行く

 

<ステップ3>解決策の検証・評価

”評価の軸”

・お金の余裕

・時間の自由度

・痛さの緊急性

これらの軸で評価し、例えば「薬局に薬を買いに行く」といった解決策が選択される。

 

・ソリューション・システム シートを使う

最初はとにかく書き出してみることが大事。それぞれを別の紙に書いたとしても、必ず1枚にシンプルにまとめるのがいい。そうすると、自分が問題解決のどの段階にいるのかが一目でわかる。

 

このすべてのプロセスを1つ1つちゃんとやる必要はない。「個別解決策」が1つしか考えられなければ、それが「総合解決策」そのものである。また、あらかじめ課題が明確であれば、わざわざ課題設定のための比較分析をしなくてもよい。

 

実際にこの本をマネてみるとこんな感じ ↓ です。

問題解決プロフェッショナル

正直言って、こんなにうまく書けるようになるには相当練習が必要だと思う。

 

こういった類の本にある例は、ほとんどいつも同じで、解決策も似たようなもの。

この本でも「利益を増やすには?」とか、「体重を減らすには?」という課題の例が載っている。そこは「あ~、やっぱり」と少し残念でしたが、

他の本と違うところは

このシートに出会えること。

このシートを埋めようと考える、その ”考えるという行為” 自体が、
ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリーを使おうとしている。

このシートを埋めようとするときには、自然に顧客の視点も意識するようになってきました。私はすっかりこのシートにお世話になっています。

 

著者は、「わかること」から「実行できること」に移行し、最後に「結果がうまくいく」ところまで導くことを重要視している。決して「わかった」だけで終わらしたくないという気持ちが、この本の内容からも伝わってきます。動作レベルまで落とし込むという点で、以前ご紹介した「浅田すぐる」さんの本もぜひおすすめです。

 

著者があとがきに書いています。
『「わかること」と「実行できること」は、足し算ではなく、掛け算であり、どちらかがゼロになれば結局何も生まれない。1×0=0よりは、0.7×0.7=0.5のほうが、はるかにましだ。そのためには、
問題解決と実行をワンセットで自主的に行う
ことがポイントになる。』と。ぜひ問題解決の理論と実践、効率よく両方学んで仕事で活かしたいと思われる方にはとてもおすすめです!

 

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