ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

時間をつくれる人の特徴を知りたい ➡ 「やりたいことを全部やる!時間術」  臼井 由妃

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「時間がないから〇〇できない」
というのは言い訳にすぎない。。。
著者の一文に  ”はっ” とさせられました。
仕事ができる人ほど仕事がどんどん押し寄せてくる。みんな同じ24時間しかないのに、できる人とできない人がいるのはなぜなんだろう。そんなに仕事量が増えても仕事の品質が落ちない方法ってあるの?

 

そんな疑問に達人が答えてくれる役立つ本です。

 

 

やりたいことを全部やる! 時間術 (日経ビジネス人文庫)



「仕事の『量』が増えると『質』が落ちるということは幻想だ」という言葉にも救われました時間と心とお金に余裕ができるヒント(著者の実践済みで成果が出る方法)がいっぱい なのでおすすめです!

やりたいことを全部やる時間術

「時間がないから、本を読めない」「時間がないから、趣味に時間なんか使えない」「遊びに行くヒマがない」「親友と飲みに行く時間がない」「仕事が忙しくて時間が無いから、資格をとるための勉強時間なんかない!」
殆ど方がこのような悩みを一度や二度は持ったことがあるかと思います。ずっと悩んでいる方もおられると思います。そんな方には絶対おすすめです♪

 

私も最近いろいろと仕事が増えてきて、気づいたらいくつものプロジェクトのメンバーやリーダーを任され、もう限界・・・となりかけているときに新しいプロジェクトの話がトドメのようにきました。


そこでこの本に救いを求めて読みました。

 

結果、大真面目に言いますが(書きますが)、前向きになりました。どんよりしていた気分がスッキリしてやる気が出ました。

 

恐らくこのブログのこのページは今年一番多く見返すかも・・・です。

 

著者は33歳で結婚しその3年後、夫に癌が見つかる。病身の夫に代わり3億円の負債がある会社の経営者となる。独自の発想法と行動力でヒット商品を次々に開発し、通販業界で成功。多額の負債を抱えていた会社を年商23億円の優良企業へと導く。その手法が各種メディアで紹介され、「マネーの虎」(日本テレビ系)にも出演。

著者は経営者・講演家・ビジネス作家として活躍する傍ら(これだけでも超多忙に思えますが)行政書士、宅建などの資格を短期取得。実践的な時間術や仕事術・勉強術には定評があります。

 

 

ポイントとして、

・時間は「引き算」ではなく「足し算」で考える

いつも「時間がない」となげいている多くの方が、誤解している。
それは、「やることが多いから、時間が足りない」、あるいは、「やることを減らせば、時間は増える」という考え方。この考え方は間違いだと著者は言います。

こういう考え方をしているといつまでたっても時間はあなたの自由にはならない。

 

「時間がないから〇〇ができない」
「△△をやめれば、◇◇をする時間ができる」
という「引き算の発想」は、タイムマネジメントにおいては、キッパリと捨てること!

 

「あれも、これも」という「足し算の発想」に切り替える!

これが、1日24時間という同じ条件の中でうまく「タイムマネジメント」するための大原則。
時間リッチになるための大原則。

(著者はこの本の中で、時間をうまく使う人を「時間リッチ」、いつも時間がない!と嘆いている人や、時間をうまく使えない人を「時間貧乏」と呼んでいます」

 

なぜか?なぜそれが大原則なの?

 

「あれも、これも」という足し算の発想が、時間リッチにつながる第一の理由は
「あれも、これもやることによって、時間密度が高まる」から。

 

人には平等に24時間という限られた時間しかない。しかし、1時間の時間密度を2倍、3倍にすることができれば、同じ24時間の中で、人より2倍、3倍のことができる。

 

どうすれば時間密度が高くなるのか?を真剣に追及し続ける。
時間を効率よく使うことを必死で考えて実践する。
結果、時間活用のノウハウが自分の中にたまっていく。

 

つまり、「やることが増えたからこそ、他の業務の取り組みがより効率化される」。

これが、「仕事密度が高まる」「時間密度が高まる」ということである。

 

多忙だからこそ、時間を効率よく使う知恵も生まれてくる。できるだけ仕事を減らす引き算の発想だと、こういう知恵は生まれない。(たしかに!)

 

仕事の量をこなすことが、仕事の質を高めることになり、さらにレベルの高い仕事をこなせるようになる。さらに時間を効率的に使えるようになる=「時間密度が高まる」と著者は確信している。
(私もこれを信じて頑張ろうと思いました。もちろん効率化を真剣に考えるところから頑張ります!)

 

こんな反対意見もあると思います。

「仕事は量より質が大切です。まずは1つのことを丁寧にしっかりとできるようにする方がよい。時間をかけてちゃんとやるべきでは?」

著者曰く
「確かに、仕事には一定の品質が求められる。しかし、時間をタップリとかければ仕事の質が高まるというのは幻想

 

かけた時間と仕事の質は、必ずしも比例しない。

 

まずは、多くの量を決められた期限内に確実にこなす訓練をする。そして生産性を高める。そうして初めて仕事の質も高まるのである。

つまり

量をこなすと質がついてくる。

 

 

・忙しい時に勉強をすると、心のゆとりが生まれる

えっ!?逆ではないでしょうか!?と思いますよね。
でもこれ、私も経験があるので納得しました。

忙しい時に勉強をする
=忙しいのに、自分のやりたいことに時間を使っている
「時間に支配される立場から、
  時間を支配する立場に変わる」

だから、 心にゆとりが生まれる

(やりたくない勉強をしても「時間を支配する立場」に変わらないので、しっかりと目的や目標を決めて、”自分のやりたいこと” に時間をつかう)

 

 

・1週間は金曜日から始める

もう少し著者の言葉を借りて厳密に言うと、

金曜日から1週間を始める。

 

 

そして、普通は1週間に5日働くと考える。しかし著者は、
1週間は月曜日から水曜日までの3日しかない」と考えて、仕事はその3日で終わらせるようにしている。(この発想もすごい!)

 

1週間は5日間あると考えて、1週間でやらないといけない仕事を5で割っていると、その1週間は、やらなければならない仕事に追われて、あっという間に終わってしまうから。突然何か飛び込みの仕事が入ってきたら、もう予定が遅れる)

 

 

つまり、その週にやるべき仕事・業務は、月曜日から水曜日までの3日間で終えるようにする。

 

 

木曜日は、なるべく月曜日から水曜日までに行った仕事の進み具合や、仕事の問題点を確認する日にする。

 

予定通りに進んでいないときは、早めにその原因を突き止めておく。そして、次から起きないように予防する。トラブルを防ぐだけでなく、仕事の納期を早めることにもつながる。

 

 

そして、金曜日は「攻撃の日」

次の週の仕事にそなえて、資料の準備やアポイントの確認を行う。
こうすることによって、翌週が月曜日から「やることがハッキリし、用意もバッチリ」な状態になり、1週間全体の時間密度が高まる

 

 

こういうことなので、著者は「金曜日から1週間が始まる」と書いています。

 

 

「部下の相談を聞いたり、飛び込み仕事に対応していたら、今週もあっという間にもう金曜日。今週も早いなぁ」

こんな1週間を毎週続けているとえらいことになります。でも結構多い。こんな週が多くなると、目先のことばかりに追われて将来が見えなくなってきます。そうなると「仕事が面白くなくなる」そうなるともう、負のスパイラルですね。

そうならないためにも、この


金曜日には将来のことを考える。
そして翌週に備える!

月、火、水曜日でやるべきことを終わらせ、木曜日に検証と反省をする!

 

(この著者の1週間のPDCAの回し方、さっそくマネしてみようと思います。)

 

著者曰く、
この1週間のリズムをつくると、どんなにその週が忙しくても、本人のモチベーションが下がらない。

将来が見えている時には、人はどんなに辛くても、現状を乗り越えられる!!

 

この本は、2006年11月にかんき出版から発行された1週間は金曜日から始めなさいを文庫化にあたって、改題の上、大幅に加筆修正、再構成されたものです。著者の作品も多数あり、累計でなんと150万部を突破しています。最近では「今日からできる最高の話し方」(PHP文庫)などがあります。

 

「1週間は金曜日から始めなさい」から10年以上経っても、この本に書かれている仕事術、時間術は役立つと感動しました。いや、今の自分だからこそ、「よし、これを実践しよう!と思うことができ、いくつか役立っています。そして、これから役立たせる事もあります。
ほんの少ししか内容はご紹介できていませんが、他にもたくさん「時間リッチ」になる方法が書かれています。毎日時間に追われて、自分の時間をつくりたい!と思っている方にはおすすめの本です!タイムマネジメントの実践本としても良い本です!

 

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