ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「図解 頭のいい説明『すぐできる』コツ」  鶴野 充茂

この「図解 頭のいい説明『すぐできる』コツ」は、私の後輩がいつも上司から「結局何が言いたいのかよくわからない」と言われているのを見ていて、一昨年(2016年)におススメした本です。表紙にもあるように、
「1分間で信頼される人」の話し方・説明の方法が、わかりやすく、たくさんの図を用いて書かれています。
以前にも頭のいい説明は型で決まるという本を「役立つ本」として紹介しましたが、当時はまだ世に出ていませんでした。その当時に最も売れていて、最もわかりやすくて実践的な「説明の仕方」が書かれていたからです。その後輩は今、違う部署で役職を上がっていっています!私も頑張らねば!!

頭のいい説明すぐできるコツ

伝えたいことが、相手に正確に伝わらない方、指示した通りに、相手が動いてくれない方、上司に説明しながら、あ・・・なんか話がごちゃごちゃになってきてうまく話せていない・・・まずい・・・と思うことが多い方、つまり話がまとまらない方におススメの本です。以前ご紹介した1分で話せよりも図がたくさんあるので断然分わかりやすいです。

「すぐできる」「すぐ成果が出る」コツが紹介されており、小さな図で、頭のいい説明の「イメージ」がつかめます。また基本から応用まで役立つコツが丁寧に解説され、大きな図を用いてさらに「具体策」がわかります。そしてその説明の仕方での「効果」や「メリット」が詳しく、かんたんに書かれているのです。コスパ最強の本かも。

 

著者は、筑波大学(心理学)、米国コロンビア大学大学院卒業。在英国日本大使館、国連機関、ソニー等を経て独立。一貫して「コミュニケーション」をテーマに幅広い経験を積む。この本は、50万部を突破したベストセラー「頭のいい説明『すぐできる』コツ」の待望の図解版です。

 

「わかりやすい説明」は結論から始まる。そして、頭がいい人は例外なく「説明が短い」。できる人は「箇条書き」で説明する。「いい言葉」が「いい人間関係」を生む。そして、信頼される人は「本気の伝え方」がうまい!と著者は書いていますが、じゃあ、「結論から始まる」はよくある方法として、どんなふうに説明を「短く」すればいいの?できる人はどんな「箇条書き」をしている?「いい言葉」ってどんな言葉?それより「本気の伝え方」って具体的にどんな伝え方?と疑問がふつふつと湧いてきます。そんな疑問に図を使って、親切に、ていねいに答えてくれる本です。

 

ポイントとして、

・「頭のいい説明」とは「相手が行動する説明」だ。
これが仕事において「説明」の目的。「お願いを通す」とか、「相手を指示通り動かす」のが目的。その目的を達成するために、「伝える」→「伝わる」→「結果が出る」という3段階を経て、相手の行動を促して成果につなげる

 

・聞き手が「聞きやすい」と感じる順番で話す。
その順番とは、最初に相手が概要をイメージできるような「大きな情報」を提供してから、「小さな情報」を提供する。
そのためには、「相手が聞きたいと思っている情報」を常に意識することが大事。どうやって意識するかというと、相手が言った「最後の言葉」に返答する、ということ。当たり前のことだけど、これを意識するかしないかで、聞き手がイライラするか、聞き手が納得するか、大きな差となる。

 

・聞き手と「歩調」を合わせると、「共感」が生まれる。
聞き手と「歩調」を合わせるには、「ここまでよろしいですか?」の一言がとても大切。この一言で「先の話」が聞きたくなる。

 

・「部下の意見」は聞くな。「部下が見た事実」を聞け。
意見やアドバイスを提供する立場で、相手の説明を聞くときには、「事実として、何が起こったのか」を聞く必要がある。つまり「出来事」を聞く。この「出来事」とは、言い換えれば「相手の主観ではなく、客観」。
主役は「客観情報」で、わき役として、話し手の「感情」、「印象」、「推測」がある。

 

・「事実+意見」が説得力の基本。
「頭のいい説明」の基本形として、
①まず「客観情報」(出来事)を説明する。
②その「客観情報」に基づいて、あなたの「主観」(解釈)を説明する。

 

・人は「正論」では動かない。「お願い」で動く。
一生懸命説明しているときや、相手を動かそうとして話しているとき、ついつい忘れてしまいそうなことがあります。それは「お願い」。人間は「感情の動物」です。
「正論」、つまり「事実+解釈」だけでは、人は動くとは限らない。
「説明」=「事実+解釈」に「お願い」を足す。
よって、「説明+お願い」がいい。聞き手は「自分はどうしたらいいのか」、「相手が意を求めているのか」を確認したいのです。

 

・「結論で始まり、結論で終わる」とわかりやすい。
いろいろなことを一度に話そうとするあまり、「結局何を言いたいのか」という「結論」を「お願い」の形にまでかみくだけていない人は、うまく説明ができない。まずは、「結論を1つにしぼる」。結局人間というのは、短い時間で多くのことを一気に理解することができない。
「1つの話に結論は1つ」が、話をグンとわかりやすくする。

・「想定外」の説明を突然求められた場合。
この場合は、無理に「結論」からはじめようとせず、「重要だと思われるポイントから先に挙げる」ようにするとうまくいく。つまり、「よく知っていること(前提・具体例)を説明しながら、よくわからないこと(結論)を見つける方法」

①「結論はまだ出ていないこと」を伝える
「一言では言えませんが・・・」
②「具体例」を挙げる
「まずは・・・、次に・・・」
③「共通点に結論」を見つける
「共通するのは・・・・」

この流れで話を進めれば、少なくともそのときに自分が持っている情報、思いついた情報を、最も相手にわかりやすい形で提供することができる。

 

著者はコミュニケーション教育事業・ビーンスター(株)の代表、自己演出プロデューサーとして、ビジネスマンに効果的なコミュニケーション技術を提供。著書に「頭のいい説明『すぐできる』コツ」の他、、「頭のいい質問『すぐできる』コツ」、「あたりまえだけど なかなかできない説明のルール」などがある。まさに話し方、説明の仕方、質問の仕方などのプロフェッショナルです。

 

「話し方」や「説明の仕方」などのスキル本を読んだけど、実践できなかった方や、もう一度基本から応用までしっかりと勉強したい方には、本当に読んでいただきたい本です。上記した内容の他に、エレベーター・ピッチ「1分間で上手に説明する」法説明上手な人は、例外なく「語尾」がハッキリしている「でも」「けど」・・・頭のいい人ほど「逆接」が少ない、など、今すぐ使えるスキルがてんこ盛りです。説明の技術(話し方の技術)を始めて学ぶ方にもピッタリだと思います。

 

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