ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間100冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

仕事の生産性を高めたい方必読! ➡ 「孫社長にたたきこまれた すごい 数値化仕事術」  三木雄信

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少し前から書籍でもはやっている「統計の知識」や、難しい「エクセルの技」を学ばなくても、読んだその日から実践できて、必ず仕事で活かせる!判断の質が上がる!そして良い行動につながって、良い結果がでる!(そしたら給料も上がる!)


世の中テクニックだけじゃ長く通用しないと言われますが、この本に書かれている数値化の技はそんな安っぽいテクニックじゃないです。なぜならテクニックというほど難しくない。それなのにずっと使えるワザだからです。

内容も面白いし、実用的です!

孫社長にたたきこまれたすごい数値化仕事術

「数値化すれば、こんな問題も解決できるのか!」と誰もが驚きます。よっぽどもともと頭の回転が速くて、抜群に数字のセンスがある人じゃない限り。そう思いました。そもそも「数字は苦手で・・・」という人ほど効果大です。

 

だって「苦手=伸びシロが多い」。そして「伸びるための技」が載っている。その技は「とても簡単」ですぐに「使える」。これだけそろっていたら試したくなります。

 

実際私も試してみて、すぐに在庫過多の問題を会社で解決することができました。全く関係のない部署なのに。

 


それくらい誰にでもできるとっておきの技がもったいぶらずに書かれています。


「数字を出してるのに結果がイマイチ・・・」、「数字で説明しても上司が無能だから・・・」と悩んでいる方におすすめの本です!

 

「何事も数字で考えろ」、「考える前に数えろ、議論する前に数えろ」、「数字で語れない者は去れ」、「この数字はおかしい。この%の分母と分子は何だ?」

毎日のようにこんな言葉を孫社長から浴びせられていた著者は、「文系出身」です。

 

ですがソフトバンク時代に問題が起これば「三木、お前が行って何とかしてこい」と孫社長から絶大な信頼を得ていました。

 

なぜか。

 

それは本書に書かれている数値化する仕事術を孫社長から教わり、実践したからです。

 

 

ポイントとして、


・数値化する大きなメリットの1つは、「目標達成までに何をすべきか」という具体的なアクションが見えてくることである。売上が伸びない理由を数値化して分析すれば、「問題の根本的な原因を明確にできる」。そして、どれほど困難に思える問題も、「数値化すれば解決の糸口がつかめる」。そして「どの問題から着手すればいいか、という優先順位も明らかになる」。

 

・「上司が動いてくれない」のは数字で示していないから。「数字=お金 に換算しなければ、上は自分たちの問題として認識してくれない。「うちの会社はこんなにお金を孫していますよ」と事実をつきつけないと思い腰を動かすことができない。

 

・数値化は、過去を振り返って満足するためでも、誰かを悪者にするためでもなく、未来を創るためのものである。つまり次のアクションにつながる数値化でないと意味がない。もしあなたが上司の立場なら、「この数値は部下が次のアクションをとるために役立つか」という視点をぜひ持ってほしい。

 

・まずは「問題を分けて、数えて、分析して、解決策を実行して、その結果をまた数字で検証する。数値化仕事術を使ってこのサイクルをまわすことが、鉄則。

 

・種類で分ける、ジャンルで分ける、プロセスで分ける。まず分けて、数字でアウトプットすることが重要。不動産仲介の営業なら・・・「始点」は初めて顧客と接触。「終点」は契約を結ぶこと。その間の仕事をプロセスで分けると、「顧客へのヒヤリング、物件情報の提供」、「物件案内」、「契約条件の交渉」、「ローン審査」、「契約のようなプロセス。そしてそれぞれのステップに進んだ人数や歩留まりを計測する。すると問題のありかが見えてくる。


見えてきたら、さらに細かく分けて数字を計測する。例えば「1日ごと」、「場所ごと」、「人ごと」、「商品ごと」など。重要なのは「どの数字を計測しようか」と迷っている暇があったら、とにかく手を動かして数えてみること。ホワイトカラーの生産性が低いのは、「プロセス分け」もせず、結果しか見ていないから。分け方に正解はない。ざっくりからでかまわない。

 

・数式化できると、当てずっぽうではない予測値が出せる。数式といっても仕事で使うのはほとんどが掛け算。
必要なのは自分で数値化するという意思。予測値で数値化できたら、あとはPDCAを高速でまわすだけ。ソフトバンクでは、「D」が「P」より先に来たり、あるいは「P」と「D」をほぼ同時に進行することがよくある。

 

・著者が仕事で実際によく使う「7つのデータ分析手法」について。
①プロセス分析、②散布図と単回帰分析(といってもエクセルですぐできる簡単なもの)、③重回帰分析(といっても、これもエクセルで簡単にできるもの)、④パレート図分析、⑤T勘定(足し算と引き算でできる)、⑥差異分析、⓻LTV(ライフタイムバリュー)分析。この7つを実際に使うだけで数値化仕事術ができる。

 

・アンケートに必要な回答者数がわかる便利サイトとは。ABテストを簡単にできるサイトとは。テキストマイニングが無料でできるサイトとは。全て詳しく、使い方まで書かれている!

 

著者は東京大学経済学部経営学科卒業後、三菱地所(株)を経てソフトバンクに入社。27歳で同社社長室に就任。孫正義社長のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」、「日本債券信用銀行(現:あおぞら銀行)買収案件」、「Yahoo!BB事業」などにプロジェクトマネージャーとして関わる。ソフトバンクを出て2つの会社を設立し2013年英会話スクール事業に進出。本書にある数値化仕事術を活用して英会話スクール「TORAIZ(トライズ)」の業績を順調に伸ばしている。本書以外にもビジネス書を多数執筆し、すべて話題を呼んでいる。

 

とにかく学んですぐに活かせるノウハウが数多く書かれている超お得な本です。
上記ポイントに書けていない「数字に強い人は知っている理論・法則」「役立つインターネットサイト」などもたくさん紹介されています。これだけの知識をたった1500円ほどで得られるのはコスパ良すぎというのが一読後の感想でした。上記した「7つのデータ分析手法」だけでも知って、使って、自分のものにする だけでも相当ライバルと差をつけることができる内容です。仕事で同僚やライバルを一気に抜きたいと思うならぜひ読んでいただきたい1冊です!

 

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