ビジネス書 自己啓発本 「本当に役立つ本」 紹介 !

年間300冊以上好きで読んでいますので、アウトプットしようと決意。できるだけ質のいい、活かせる情報を。

「やりたいことを全部やる!時間術」  臼井 由妃

「時間がないから〇〇できない」
というのは言い訳にすぎない。。。
著者の一文に  ”はっ” とさせられました。
仕事ができる人ほど仕事がどんどん押し寄せてくる。みんな同じ24時間しかないのに、できる人とできない人がいるのはなぜなんだろう。そんなに仕事量が増えても仕事の品質が落ちない方法ってあるの?そんな疑問に達人が答えてくれる役立つ本です。

「仕事の『量』が増えると『質』が落ちるということは幻想だ」という言葉にも救われました時間と心とお金に余裕ができるヒント(著者の実践済みで成果が出る方法)がいっぱい なのでおすすめです!

やりたいことを全部やる時間術

「時間がないから、本を読めない」「時間がないから、趣味に時間なんか使えない」「遊びに行くヒマがない」「親友と飲みに行く時間がない」「仕事が忙しくて時間が無いから、資格をとるための勉強時間なんかない!」
殆ど方がこのような悩みを一度や二度は持ったことがあるかと思います。ずっと悩んでいる方もおられると思います。そんな方には絶対おすすめです。

 

私も最近いろいろと仕事が増えてきて、気づいたらいくつものプロジェクトのメンバーやリーダーを任され、もう限界・・・となりかけているときに新しいプロジェクトの話がトドメのようにきました。(先週はじめ)
そこでこの本に救いを求めて読みました。

結果、大真面目に言いますが(書きますが)、前向きになりました。どんよりしていた気分がスッキリしてやる気が出ました。恐らくこのブログのこのページは今年一番多く見返すかも・・・です。

 

著者は33歳で結婚しその3年後、夫に癌が見つかる。病身の夫に代わり3億円の負債がある会社の経営者となる。独自の発想法と行動力でヒット商品を次々に開発し、通販業界で成功。多額の負債を抱えていた会社を年商23億円の優良企業へと導く。その手法が各種メディアで紹介され、「マネーの虎」(日本テレビ系)にも出演。

著者は経営者・講演家・ビジネス作家として活躍する傍ら(これだけでも超多忙に思えますが)行政書士宅建などの資格を短期取得。実践的な時間術や仕事術・勉強術には定評があります。

 

ポイントとして、

・時間は「引き算」ではなく「足し算」で考える

いつも「時間がない」となげいている多くの方が、誤解している。
それは、「やることが多いから、時間が足りない」、あるいは、「やることを減らせば、時間は増える」という考え方。この考え方は間違いだと著者は言います。

こういう考え方をしているといつまでたっても時間はあなたの自由にはならない。

 

「時間がないから〇〇ができない」
「△△をやめれば、◇◇をする時間ができる」
という「引き算の発想」は、タイムマネジメントにおいては、キッパリと捨てること!

 

「あれも、これも」という「足し算の発想」に切り替える!

これが、1日24時間という同じ条件の中でうまく「タイムマネジメント」するための大原則。
時間リッチになるための大原則。

(著者はこの本の中で、時間をうまく使う人を「時間リッチ」、いつも時間がない!と嘆いている人や、時間をうまく使えない人を「時間貧乏」と呼んでいます」

 

なぜか?なぜそれが大原則なの?

 

「あれも、これも」という足し算の発想が、時間リッチにつながる第一の理由は
「あれも、これもやることによって、時間密度が高まる」から。

 

人には平等に24時間という限られた時間しかない。しかし、1時間の時間密度を2倍、3倍にすることができれば、同じ24時間の中で、人より2倍、3倍のことができる。

 

どうすれば時間密度が高くなるのか?を真剣に追及し続ける。
時間を効率よく使うことを必死で考えて実践する。
結果、時間活用のノウハウが自分の中にたまっていく。

 

つまり、「やることが増えたからこそ、他の業務の取り組みがより効率化される」。

これが、「仕事密度が高まる」「時間密度が高まる」ということである。

 

多忙だからこそ、時間を効率よく使う知恵も生まれてくる。できるだけ仕事を減らす引き算の発想だと、こういう知恵は生まれない。(たしかに!)

 

仕事の量をこなすことが、仕事の質を高めることになり、さらにレベルの高い仕事をこなせるようになる。さらに時間を効率的に使えるようになる=「時間密度が高まる」と著者は確信している。
(私もこれを信じて頑張ろうと思いました。もちろん効率化を真剣に考えるところから頑張ります!)

 

こんな反対意見もあると思います。

「仕事は量より質が大切です。まずは1つのことを丁寧にしっかりとできるようにする方がよい。時間をかけてちゃんとやるべきでは?」

著者曰く
「確かに、仕事には一定の品質が求められる。しかし、時間をタップリとかければ仕事の質が高まるというのは幻想

かけた時間と仕事の質は、必ずしも比例しない。

まずは、多くの量を決められた期限内に確実にこなす訓練をする。そして生産性を高める。そうして初めて仕事の質も高まるのである。

つまり

量をこなすと質がついてくる。

 

 

・忙しい時に勉強をすると、心のゆとりが生まれる

えっ!?逆ではないでしょうか!?と思いますよね。
でもこれ、私も経験があるので納得しました。

忙しい時に勉強をする
=忙しいのに、自分のやりたいことに時間を使っている
「時間に支配される立場から、
  時間を支配する立場に変わる」

だから、 心にゆとりが生まれる

(やりたくない勉強をしても「時間を支配する立場」に変わらないので、しっかりと目的や目標を決めて、”自分のやりたいこと” に時間をつかう)

 

・1週間は金曜日から始める

もう少し著者の言葉を借りて厳密に言うと、

金曜日から1週間を始める。

 

そして、普通は1週間に5日働くと考える。しかし著者は、
1週間は月曜日から水曜日までの3日しかない」と考えて、仕事はその3日で終わらせるようにしている。(この発想もすごい!)

1週間は5日間あると考えて、1週間でやらないといけない仕事を5で割っていると、その1週間は、やらなければならない仕事に追われて、あっという間に終わってしまうから。突然何か飛び込みの仕事が入ってきたら、もう予定が遅れる)

 

つまり、その週にやるべき仕事・業務は、月曜日から水曜日までの3日間で終えるようにする。

 

木曜日は、なるべく月曜日から水曜日までに行った仕事の進み具合や、仕事の問題点を確認する日にする。

予定通りに進んでいないときは、早めにその原因を突き止めておく。そして、次から起きないように予防する。トラブルを防ぐだけでなく、仕事の納期を早めることにもつながる。

 

そして、金曜日は「攻撃の日」

次の週の仕事にそなえて、資料の準備やアポイントの確認を行う。
こうすることによって、翌週が月曜日から「やることがハッキリし、用意もバッチリ」な状態になり、1週間全体の時間密度が高まる

 

こういうことなので、著者は「金曜日から1週間が始まる」と書いています。

 

「部下の相談を聞いたり、飛び込み仕事に対応していたら、今週もあっという間にもう金曜日。今週も早いなぁ」

こんな1週間を毎週続けているとえらいことになります。でも結構多い。こんな週が多くなると、目先のことばかりに追われて将来が見えなくなってきます。そうなると「仕事が面白くなくなる」そうなるともう、負のスパイラルですね。

そうならないためにも、この
金曜日には将来のことを考える。
そして翌週に備える!

月、火、水曜日でやるべきことを終わらせ、木曜日に検証と反省をする!

(この著者の1週間のPDCAの回し方、さっそくマネしてみようと思います。)

著者曰く、
この1週間のリズムをつくると、どんなにその週が忙しくても、本人のモチベーションが下がらない。

将来が見えている時には、人はどんなに辛くても、現状を乗り越えられる!!

 

この本は、2006年11月にかんき出版から発行された1週間は金曜日から始めなさいを文庫化にあたって、改題の上、大幅に加筆修正、再構成されたものです。著者の作品も多数あり、累計でなんと150万部を突破しています。最近では「今日からできる最高の話し方」(PHP文庫)などがあります。

 

「1週間は金曜日から始めなさい」から10年以上経っても、この本に書かれている仕事術、時間術は役立つと感動しました。いや、今の自分だからこそ、「よし、これを実践しよう!と思うことができ、いくつか役立っています。そして、これから役立たせる事もあります。
ほんの少ししか内容はご紹介できていませんが、他にもたくさん「時間リッチ」になる方法が書かれています。毎日時間に追われて、自分の時間をつくりたい!と思っている方にはおすすめの本です!タイムマネジメントの実践本としても良い本です!

 

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「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか? 経営における『アート』と『サイエンス』」  山口 周

多くの企業経営者は、コンサルタントではなく、デザイナーやクリエイターを相談相手に起用している。

エリートが働くグローバル企業では、今日、幹部候補生を、RCAなどのアートスクールや、米国のアスペン研究所などの哲学ワークショップに送り込んでいる。なぜ今、MBAプログラムの習得よりも「美意識」を鍛えるエリートが急激に増えているのか?なぜ今その「美意識」が必要なのか?そもそも「美意識」とは何なのか?どうすればその「美意識」が鍛えられるのか?
(RCA:英国のロイヤルカレッジ オブ アート)


読み手を引き込む文章で、その謎が解き明かされていきます!読みものとしても非常に面白いですが、これから何をインプットしていけば「より高品質の意思決定」ができるのか を知ることができ、これからもっと複雑になっていく社会で生きていくための武器になります。そういった意味で役に立つ本です。
新しい切り口で、示唆が多い!!おススメの1冊です!

さすが、ビジネス書大賞2018 準大賞!!だと思いました。

世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか

市場調査やマーケティング戦略など、分厚い提案書を作成し、多くの役員で検討を重ねてもヒット商品が全くでない昨今の日本企業。そんな日本企業の打開策を知りたい方、また純粋にその打開策や、10年程前から急激に増加している「エリートが行っていること」を自分の中にもこれから取り込んでいきたい方、美意識を高めたいけど何から手を付ければいいか知りたい方、そもそも、美意識やサイエンスやアートって何のことを言っているの?どんなつながりがあるの?ということを理解して活用したい方。必ず多くの示唆や気づきが得られます!

 

著者は慶應義塾大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画。現在、同社のシニア・クライアント・パートナー。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。
以前ご紹介させていただいた著者の「独学の技法」を読んでから、仕事で役立つ著者の本に惹かれ続けています。

booktime.hatenablog.com

 

 最近よく耳にするVUCAの時代。(V:Volatility 不安定)、(U:Uncertainty 不確実)、(C:Complexity 複雑)、(A:Ambiguity 曖昧「あいまい」)。

このような時代に、今までのような
「論理」「分析」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスのかじ取りをすることはできない。エリートやエリートが勤める企業はそういうことをよくわかっている。

それはなぜか?

その理由はこの本ではわかりやすく、また様々な文献や出来事(サイエンスに偏ったエリート集団が幹部を務めていたオウム真理教なども)を用いて説明しています。

そして、「サイエンス(論理や理性)」「アート(直感や感性)」という「美意識(真・善・美)」がなぜ必要か?これからどのようにその「アートや美意識」を鍛えていけばいいか、そのようなことが本当にやさしく書かれています。(でも内容は深いです!)

 

ポイントとして、

・なぜこれまでのように「分析」「論理」「理性」を重視した経営、つまり「サイエンス重視の意思決定」ではうまくいかなくなってきているのか?

 

理由は大きく分けると3つある。

①論理的、理性的な情報処理スキルの限界が出てきている

②世界中の市場が自己実現的消費」へと向かっている

③システムの変化にルールの制定が追いつかない状況が発生している

 

・①論理的、理性的な情報処理スキルの限界問題

これには2つ原因がある。

1)「正解のコモディティ化

2)分析的・論理的な情報処理スキルの「方法論としての限界」

 

 1)に関して

 長いこと分析的で論理的な情報処理のスキルを身につけることは、ビジネスパーソンにとっては必要とされてきた。ロジカルシンキング・仮説思考・MECE・ロジックツリー・数々のフレームワークみたいな理論や技術のこと)

しかし、みんなが同じように正しく論理的・理性的に情報を処理し、意思決定や問題解決しようとすることは、

他人と同じ正解を出す」ということでもある。(これがコモディティ化:フツーのありふれた事になってきているということ)
つまり必然的に

「差別化の消失」

という問題が出てきている。

経営におけるアートとサイエンスのバランスで、意思決定が過度に「サイエンス」に触れると、必ずこの問題が発生する。

差別化ができずに他社と同じ結論に至るということは、必ずレッドオーシャンで戦うことになる。(簡単にいうと、既に競合他社がたくさんいて、価格競争等の消耗戦になり、勝ち残るのが難しい領域のこと)

 

 2)に関して

 上記のようなVUCAの時代で、いたずらに論理的で理性的であろうとすれば、それは経営における問題解決能力や想像力の麻痺をもたらす。

合理性を過剰に求めると、企業の意思決定が停滞状態におちいる可能性がある。この状況は日本企業において非常に多く発生している問題

 

論理的に意思決定しようとすると、たくさんの情報が必要になり、分析を行う必要がでてくる。情報を集めるのにまずすごーく時間がかかっている。多くの日本企業の幹部や役員がいい情報を集めることができているのか?できる部下がいるのか?集めたとしても、ちゃんと分析に活かせているのか?論理的に活用できているのか?

 

すごく疑問。


結局情報だけあってもうまく活用できていない→意思決定が遅い→だらだら次の一手が打てない→諸外国企業に負ける。こんなことがずっと起こっているように思いますね。

 

経営に使われる論理思考のスキルは、問題の発生とその要因を単純化された「静的」な因果関係のモデルとして抽象化し、その解決方法を考えるというアプローチをとる。
しかし、問題を構成する因子が増加し、なおかつその関係が「動的」に変化するようになると、この問題解決アプローチは全く機能しなくなる。
時間とコストだけが膨れ上がる→生産性が低くなるのは当然のこと。

 

②世界中の市場が「自己実現的消費」へと向かっている問題

エイブラハム・マズローの5段階欲求
生存の欲求(生理的欲求)→安全に生きたい安全欲求→集団に属したい帰属欲求→他社から認められたい承認欲求→自分らしい生き方を実現したい自己実現欲求 へと上位の欲求へと進展してきている。

 

人類史においてはじめてと言っていいほど「地球規模で経済成長」が進んでいる。そんな中、世界は巨大な自己実現欲求市場」になりつつある。

このような市場で戦うには、

人の承認欲求や自己実現欲求を刺激するような感性や美意識が重要
になる。
すでに先進国だけでなく、多くの発展途上国にも当てはまるようになってきている。
筆者はひっくるめて


全ての消費ビジネスがファッション化しつつある


と書いている。
このような世界では、企業やリーダーの「美意識」の水準が、企業の競争力を大きく左右することになる。

 

③システムの変化にルールの制定が追いつかない状況が発生している

ルールとは、法律の整備と考えていい。

 

システムの変化に対してルールが遅れているような社会では、明文化された法律だけを頼りにして判断を行うという考え方は、結果として倫理を大きく踏み外すことになる可能性がある。

非常に危険。

この本では、旧ライブドアDeNAの不祥事を用いて説明されています。

で、結局

クオリティの高い意思決定を継続的にするためには、明文化された(はっきり制定された)ルールや法律だけをより所にするんじゃなくて、

内在的に「真・善・美」を判断するための「美意識」が求められる。

自分なりの「真・善・美」の感覚、つまり「美意識」に照らして判断する態度が必要になる。

 

だから、最近の(というか数年も前から)世界のエリートは「美意識」を鍛えようと、MBAよりも、アート系の学校へ学びにいっているという。
論理的に「シロ・クロ」つかない問題について、何らかの決断をしないといけない場合、最終的に頼れるのは、個人の「美意識」しかない。

 

あのマッキンゼーもデザイン会社を買収したのは、こういったことを考えてのことらしい。詳細はこの本に書かれています。

 

・「アート」と「サイエンス」と「クラフト」

経営における「論理と直感」「理性と感性」(アートは直感と感性、サイエンスは論理理性、その組み合わせですね)の問題を考えるにあたって、ヘンリー・ミッツバーグは非常にわかりやすい考えや論文を出しているので、この本でも紹介されています。(ミッツバーグはMBA教育批判などで有名。高名な経営学者です)

 

ミッツバーグ曰く

経営というものは「アート」と「サイエンス」と「クラフト」の混ざり合ったもの。

(すごくわかりやすいシンプルな言葉でイメージをつかむために本書から単語だけ抜き出すと、アート:ビジョン、サイエンス:裏付け、クラフト:実行 あくまでイメージです)

 

「アート」は、
組織の想像性を後押しし、社会の展望を直感し、ステークホルダーをワクワクさせるようなビジョンを生み出す。(アップルのジョブズみたい)

 

「サイエンス」は、
体系的な分析や評価を通じて、「アート」が生み出した予想やビジョンに、現実的な裏付けを与える。

 

「クラフト」は、
地に足のついた経験や知識を元に、「アート」が生み出したビジョンを現実化するための実行力を生み出す。

 

帰納」と「演繹」から見れば、

個別の現象から抽象概念へと導く「帰納」は「アート」。

抽象概念を積み重ねて個別の状況へと適用する「演繹」は「サイエンス」。

ちゃんと学ぼうとするとちょっと難しい。けど、片方(帰納)だけイメージとして覚えておくと人に説明してあげるときに役立つかもしれませんね。

 

以上
①論理的・理性的な情報処理スキルの限界
②巨大の「自己実現欲求市場」の登場
③システムの変化が速すぎる世界
について少し書かせていただきましたが、

その他

脳科学と美意識
受験エリートと美意識
⑥美のモノサシ
⓻どう「美意識」を鍛えるか?

などについて、とても面白く、著者らしい文章でわかりやすく書かれています。アマゾンなどでも非常にランキングで上位に位置し続けている理由が読んでわかりました。


今までロジカルシンキング論理的・仮説思考など好んで読んでいましたが、それだけでは限界がきているという衝撃的事実。しかし、本当にその通りだから、今 日本は他の国に遅れをとっている(理由はそれだけでは無いと思いますが)、じゃあ、これからどういった知識を得るべきか、行動を起こすべきか!など、本当に多くの学びや気づきを得られました。

 

仕事上の雑談でも役立ちますし、何よりこれからの社会で生きていくには、読んでおいて損はない本だと思いました!読まなくても平気・・・というレベルでは無いのでご紹介させていただきました。ぜひ!おすすめです!

 

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書)

 

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (山口 周)

 

 

 

 

 

「鬼速PDCA」  冨田 和成

このPDCAはすごい!

タイトルで少しウサンクサイ?!と思ってしまった第一印象。
しかし!!中身をしっかり読むと、今まで読んできたPDCA系の本の中でも、トップクラスの実用性にビックリしました。単純に「P」、「D」、「C」、「A」の順番で1周するものではない

著者が教えてくれるPDCAサイクルは、よくあるPDCA本とは次元が違う感覚。
「一度計画を立てたあとは、小さなタスクなどを繰り返し消化していく『実行のサイクル』が回り続ける。この鬼速PDCAをチームで実行すれば、単に各自進捗を報告しあって、「引き続きがんばりましょう」といった無意味なミーティングも無くなります

鬼速PDCA

 

PDCAと聞いて、こういったことを思われた方には、
ぜひとも読んでいただきたいです!目からウロコ間違い無しです!

・PDCAは知ってるけど、そんなに役立つかな?
・できれば、個人でも、チームでも役立つ仕事術は無いかな?
・計画立てて、実行して、確認・検証して改善するってだけでしょ。
・品質管理や生産管理のフレームワークじゃないの?
・問題や課題を解決のときに使うやつでしょ?
・大きな課題のときだけ回せばいいんでしょ?
・普段の仕事で役立つ?何に役立つ?
・そんなの簡単。
・そんなの、いまさら・・・。

 

著者は実際にこの本に書かれているPDCAを実践し、一橋大学卒業後に野村證券で数々の営業記録を樹立、そして最年少で本社の富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後シンガポールビジネススクール留学を経て、タイにてASEAN地域の経営戦略を担当。2013年「世界中の誰もが全力で夢に挑戦できる世界を創る」ことをミッションとして、株式会社ZUUを設立。Fin Tech企業の一角として、月間250万人を集める金融メディア「Zuu online」や、主要なピッチコンテストでも受賞歴のある投資判断ツール「Zuu Signals」で注目を集める。

 

(この本は、以前ご紹介させていただいた「15分ミーティングのすごい効果」や「最高の結果を出すKPIマネジメント」を合わせて読むと(同時に読むとしんどいので順番に読んでくださいね)、より一層「鬼速PDCA」を加速させることができると思います!この本でも「KPI」や「KGI」が出てきます!ご紹介ページで簡単ですが、説明させていただいています。

 

PDCAは前進を続けるためのフレームワーク
であり、それを高速を超える「鬼速」で回し続けることで、会社、部署、そして個人が圧倒的なスピードで成果を出し続けることができる。さらに前進していることを実感することで自信がわき、モチベーションが上がり、さらにPDCAが速く回る!これが著者のいう「鬼速PDCAの神髄」。
(「鬼速」というのは、著者が考えた造語です。めちゃくちゃ速いということ。といっても、ちゃんと読めば「そんなに大変じゃない。でも、もの凄く効果が期待できる」ということがわかります。)

 

この本は学術書PDCAの理論を説明した本では全くないです。「超」がつくほどの実用書。だから、この本に書いてある通りにまずはマネしてやってみる。実際に今やっている仕事で使ってみる。それを前提に書かれているので、ちゃんとアウトプットして行動にうつすぞ!と思う方には心からおすすめします!
上級者への1歩目は、まずはマネからですね。(以前ご紹介した「学びを結果に変える アウトプット大全」もいいです。)

 

ポイントとして、

・この本の構成として、

①計画初級編:ギャップから導き出される「計画」

②計画応用編:仮説の精度を上げる「因数分解

③実行初級編:確実にやり遂げる「行動力」

④実行応用編:鬼速で動くための「タイムマネジメント

⑤検証:正しい計画と実行の上に成り立つ「振り返り」

⑥調整:検証結果を踏まえた「改善」と「伸長」

⑨チームで実践する鬼速PDCA

付録:鬼速PDCAツール(ダウンロード可)

 

このような流れで鬼速PDCAを学んでいく。1つずつの項目は各ステップで詳しく例を用いて説明されているので、とてもわかりやすいです。付録もすぐに使えます!私は、自分なりにカスタマイズして1つだけ使わせてもらっています。その1つは私にとって、すごく役立つツールになっています。もちろん他のツールもすごくいいと思いますが、私は1つだけでした。ビジネスマンである限り使い続けると思います。

 

・計画初級編:ギャップから導き出される「計画」

 ↓ こんな感じです(汚い字でごめんなさい)↓

鬼速PDCAめも

ちょっとメモしているの(選好性とか)は、以前ご紹介した浅田すぐる氏の著書「紙1枚松下幸之助」で学んだ切り口です!

 

・ゴール(KGI)の期間は、1~3か月くらいが理想

これくらいの期間であれば、人やチームが成長するには十分な期間。

 

・適度にブレイクダウン

仕事であれば、上司やお客様から一方的に数値目標を言われることが多い。その場合でも、ゴールがあまりにも大きな塊だったら、そのままPDCAを回すのではなく、適度にブレイクダウンしてから着手する。その方が断然に高い精度でPDCAを回せる。

 

・課題の設定を間違えても大丈夫

仮に課題の設定をミスしても、又は見落としたとしても、定期的に検証を行っていれば、「もしかして、他に課題があるのかも?!」と気づく。むしろ、課題を洗い出すためにPDCAを回すという意識が重要

 

・課題に優先度をつけて3つに絞るコツ

インパクトの最も高いものを最低でもひとつ選ぶ

インパクトが劣っていても短い時間でできそうなものがあれば選ぶ

③同列の課題が並んでいたら、気軽さを基準に絞り込む

 

・全てのKPI化する必要はない

KPI(Key performance Indicator)とは、結果目標。「サブゴール」と思うとわかりやすいかもしれない。
(「最高の結果を出すKPIマネジメント」でいうと「事業成功の鍵を数値目標で表したもの」です。しつこいですね。すみません。。。)

KPIを絞るときの基準は、できるだけ頻繁に検証できて、なおかつ成果がその数値に正確に反映されるもの。これを満たすものを1つ(できれば2つ以上)選ぶ。

 

KPIはあくまで「目指す結果」であって、「行動の目標」ではないことに注意。
「どうなりたいか?」の基準となるものがKPIなのだ。

 

・解決「策」ではなくて、解決「案」

解決「策」とすると、「Do」や「TO Do」と混同するので、あえて解決「案」としている。(いきなりやることリストにいってはダメなんですね)
KPIを決めたら、その数値を達成するための「解決案」を最低1つは考える。

 

例えば・・・営業の方が「KPI」を「受付突破率 5%→15%」とした場合、解決案は、

・笑顔を鍛える

・発生トレーニングのセミナーに行く

・営業術の本をたくさん読んでヒントを探す (本文より引用)

みたいなことです。

 

見える化 は、会社でも個人でもやるべき

KPIを目立つところに書き出しておくことを強くおススメする。
意識づけがなされていると、脳内のゴールにまつわる領域が活性化しやすくなる。

エレベーターピッチも同じ
(たまたま投資家とエレベーター内で一緒になった。エレベーターが止まるまでの30秒でビジネスプランを説明しなくちゃならない。それができるようになるには、四六時中そのことを考えていなければならない。)

 

PDCAの速さと深さは因数分解で決まる

鬼速PDCAでは、仮説の精度の向上が欠かせない。

仮説の精度を支えるのが、因数分解能力」
要するに、「ゴール」と「現状」を構成する因子(要因・要素)を
どんどんリストアップ
していく考え方
因数分解には、ロジックツリーを使う。(でた!問題解決系の技術。マッキンゼー系の本でよく出るフレーム!)

(仮説思考やロジックツリーやMECEについては、以前ご紹介させていただいた「問題解決プロフェッショナル」が超定番で、おすすめです)

 

因数分解するときの7つのポイント

①抽象度を上げてから分解する

まず「テーマ」を置く。「ゴール」がそのまま「テーマ」になるとは限らない。
例えば「経常利益10億円を目指す」というゴールがあった場合、因数分解するときのテーマは「利益構造」いするといい。(ロジックツリー系の本で必ず出るパターンにもっていけるから)

「利益構造」の2段目は、「売上」と「コスト」に分解される。(やっぱり)

 

著者曰く、もちろん「経常利益10億円」をロジックツリーにもってきてもいい。しかし、その場合2段目は、「売上50億円」、「コスト40億円」みたいに、いきなり大きな因数になって、難しくなる。だから、抽象度を上げるというコツ、覚えておこう。

 

②5段目まで深掘りする

深掘りするときは、基準として5段目まで行う。著者の経験的に、ここまで深掘りすると、解決案もかなり具体的になる。

 

③1段目だけはMECEを徹底する。

1段目で「抜け」が発生すると、その下位にくるすべての課題が検討対象から外れてしまう。だから1段目だけはMECEを必ず意識して確実に抜け・モレが無いようにする。

 

④切り口に悩んだら「プロセス」で切る

ロジックツリーでMECEの最初の切り口で悩んだら、プロセスで分解する方法が簡単で、確実。

「普段どういうプロセスで仕事をやっているか?」という問いから始めるといい。仮に自分がやったことが無い仕事にチャレンジする場合は、当然プロセスがわからない。そんなときは、管理職の先輩に聞く、ことや、本の目次を利用する がおすすめ。

 

「プロセスに分ける」というには、以前ご紹介させていただいた「孫社長にたたきこまれたすごい数値化仕事術」が参考になります!)

 

⑤簡単な課題は「質×量」で切る

因数分解はプロセスで切ると簡単で確実。でも2段目、3段目になってくると苦しくなる。そんなときは、「質×量」で切るのがいい。

距離=速度×距離 も

走った距離(成果)=走る能力(質)×走った時間(量)。

著者も野村証券時代、プロセス以外の切り口として、新規開拓の成果を下のように「質と量」で因数分解して、末端に並ぶ因子を全て課題にしていた。

鬼速PDCA めも2

そして、「質」は必ず「率」で考えることができる

⑥とにかく文字化する

どうやったら因数分解が上達するか?
基本はとにかく紙に書き出すこと。

本書では、4色ボールペンを著者が使用していたエピソードがほんの数行書かれていますが、これが少し興味深いです。

 

マインドマップで鍛える

メモ書きを眺めても考えがまとまらないとき、著者はマインドマップを使用していた。マインドマップはロジックツリーの集合体のようなもの。

マインドマップはA3の紙に書く人が多いけど、著者はパソコンで書くデジタル派。著者のおススメソフトは、XMind社のXMind
(私もこの本でこのフリーソフトを知り、重宝しています。とくに部下や後輩に仕事を引き継ぐときにはすごく使い勝手がいいです。)

 

PDCAほどわかっているつもりで、わかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。

と著者は言います。これだけビジネス環境の変化が大きくなった今の時代こそ、成長スピードが速く、柔軟性の源にもなる「PDCA力」は、会社にとっても個人にとっても、最強のスキルだと声を大にして言いたい。

 

 

この本は、わかりやすさをグンっと上げるために、「営業」と「英語の勉強」を例にして全てのステップが説明されています。だから、すごく具体的でわかりやすいです。
特にKPIや解決案、そしてDO(実行)の出し方や、考えて出てきたアイデアの絞る方法などピカイチです。

とにかくワークブックを使って勉強している感覚で一気に読めました。このPDCAを習慣にできた会社・チームは本当に進化すると思います。私のチームや会社はまだここまでのレベルにはなっていませんが、個人的な勉強や目標のためにこの「鬼速PDCA」めちゃくちゃ役立っています。資格試験の取得で去年超超お世話になりました。
PDCA系の実践的な本を探されている方はぜひ!おすすめです。

 

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鬼速PDCA

 

図解版もおすすめ!

図解 鬼速PDCA

 

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鬼速PDCA (冨田和成)

 

 

 

 

「父からのキャンペンガールと手紙」

「何のために高い学費払ってまで大学行かせたと思ってるんだ!!」

そう父に激怒されたときは、既に想定内だったのでそんなにうろたえませんでした。でもその横で涙目になって、私をみている母の顔を見たときは、さすがに心の奥にあった小さな罪悪感が何倍もの大きさに膨れ上がった気がしたのを覚えています。

 

私は高校2年生の冬から一生懸命勉強しました。部活も止めて、少しでも親が喜ぶ大学に入ろうと、受験勉強を頑張りました。行きたい大学は3つほど決まっていましたが、入りたい学部、学びたい学問もなく、ただ理系クラスにいるという理由で、工学部や理工学部を受験しました。

 

行きたかった大学の工学部に入ることができ、親は喜んでくれました。後から聞いたのですが、私が受かったということを父は仕事中に母からの電話で聞き、そのときにガッツポーズをしたらしいです。もちろん当時は携帯電話は普及していなかったので、父が公衆電話か、会社から母に電話してくれたんだと思います。営業で地方を飛び回されていた父を捕まえるのは至難の業だったと思うので、母が父に電話したということは考えにくいからです。父が私の行動や何かで「ガッツポーズ」をしたのは、恐らくこれが最初で最後だったのではないでしょうか。

 

父は典型的な関白オヤジで、よく週末は酔っぱらって帰ってきていました。玄関の靴がちゃんと並んでいないという理由で、真夜中にたたき起こされることも何度かありました。私が頼りない性格なこともあり、父はしっかりした大人になるために”しつけ”を頑張ってくれていたんだと”今は”思います。社会に出て恥をかかないように、という思いが強かったんだと思います。

 

大学を出て、電気メーカに就職しました。就職先もどこでも良かったのです。普通の大学生?のように試験前だけ丸暗記の鬼になり、普通に単位を取り、普通に卒業。
3回生のときに成績順に就職先をリストから選ぶ という理系の特権みたいな面談が教授とありました。その面談の前に、父を喜ばそうと、当時出たばかりのPHSで父の会社に電話をして聞いていました。「企業リストには○○とか××とかの企業が残ってるけど、父さんはどこがいいと思う?」と。そこそこ名の知れた会社が残っていたので、父が勤務する会社の中で、父の鼻がちょっとは高くなるかな、と思ったからです。自慢の子??かどうかはわかりませんが、そこそこ(ほんとにちょっとだけ)有名な企業を俺の子は選べるねんぞ、と会社で自慢したいタイプだということくらい、私は父のことを知っていたからです。今思えば何でそんなことまで聞いたか、本当にバカだなと思います。自分の人生なのに。

 

父の選んだ会社に就職しました。それがその電気メーカでした。案の定、自分で調べたり、働きたかったり、興味があったわけでもないので、仕事に興味がもてませんでした。でも同じ寮の同期や先輩とは本当に楽しい思い出しかない2年間でした。今は全く連絡をとっていませんが、LINEには数人「友達」にだけ入っています。

 

まる2年経った頃に退職してしまいました。会社の寮から実家へ帰りました。昔から何となく興味があったコンピューターグラフィックを学びたいという理由があり、本屋さんでブラブラしているときに、たまたまそういうパソコンの雑誌が目に入り、昔思い描いていた夢というか憧れを思い出したのです。会社から寮に戻っては、グラフィックデザイナーになるために、そういった類の本をたくさん読んで、絵を描く練習をしたりしました。しかし、本格的に学びたくなって、専門学校に行こうと思い、勝手に会社を辞めました。

 

そして父に罵倒されたのです。あっ、1行目のところです。
本当に覚悟ができていたことと、小さいころからよく大声で怒られていたので、我慢できました。小さい頃はほっぺたを叩かれていましたが、さすがにその時は叩かれませんでした。私の方が父よりも10cmくらい大きくもなっていましたし。

ほとぼりが冷めて、専門学校へ実家から通う日々が続きました。1年通いました。2年間働いていたので、ぎりぎり働いて貯めたお金で通うことができました。その1年間は殆どパソコンの前かコンピューターグラフィック(CG)の本を読んでいました。1年経って、専門学校の授業が終わると、就職できるまで自習室と、そこにある高性能なパソコンが使えることになっていました。早く自立しようと必死でした。貯金もほぼなくなっていましたし、バイトすると就職活動のための作品が作れないし、とにかく必死でした。そういう業界は面接の前にパソコンで作成したイラストや動画を送る必要があったからです。私は美術大学出身でもないし、絵心もなかったので、パソコンで動画を作ることに専念しました。とにかく自立して親を安心させたい。プラス、実家から脱出したいという思い。その他いろんな気持ち、近所のおばちゃんからの視線を受けないところへ行きたい気持ち含む。

 

「で、お前はなんで そんな雑誌ばっかり読んでるんや?」

「えっ?!早く就職するために決まってるやん!」

そんな父との会話の頻度が高くなってきました。授業が終わってから3か月くらいたったとき、ようやく1社内定をもらいました。やっともう一度自立できる。嬉しさよりも安堵感の方が強かったのを記憶しています。

 

母にはすぐ言いましたが、まだ帰ってきていなかった父には、母から伝えてもらうことにして、その夜はすぐに寝ました。安心してどっと疲れたんだと思います。我ながらよく頑張った。その1年と3か月くらいの間で、普通の会社員の10年分はクリックしたと思います。

 

それから何日かが過ぎました。そして新しい職場へ行く何日か前の朝のことです。

8時頃 朝起きると、私の色あせたノートパソコンの上に雑誌のようなものが置いてありました。
キャンペンガール(CG)の写真が何十枚も載っているびっくりするくらいマニアックな雑誌が置いてありました。冗談かと思いましたが、そんな気の利いた冗談を思いつける父ではないことは、母の次か、その次くらいに知っていました。だから多分真剣に探したのだと思います。探してくれたのだと思います。会社の同僚や部下にも私が会社を辞めて専門学校に通っていることを隠していた父なので、多分自分で探して買ってきてくれたんだと思います。

 

笑いそうになりましたが、その後涙したのを覚えています。
そのマニアックなCG(キャンペーンガール)雑誌には、父からの手紙が一枚挟まれていました。手紙といっても、父が勤務する会社の名前が入った薄い薄い横向けの罫線が入った紙でした。

 

 

「〇〇君へ(私の名前)。 人生1度きり。楽しい方がいいよね。らしく生きよう。

                           らしく。父より」

 

それが、最初で最後の父からの手紙でした。

今でも持っています。

自立がしんどくなったとき、その手紙が私の自立を今でも助けてくれています。

そのCGの本は捨てました。

 

#わたしの自立

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「最前線のリーダーシップ」  ロナルド・A・ハイフェッツ  マーティ・リンスキー

リーダーシップを発揮する
  =危険な生き方をするということ。

という切り口。「リーダーシップ」について書かれている本はたくさんありますが、この本が人気である理由はここにあります。

では、

「どんな危険があるのか?」

「どんなリスクがあるのか?」

「そういった危険やリスクをうまく乗り越えるためには、どんなふうにリーダーシップを発揮すればいいのか?」

「どんな心がまえで周囲の人をリードしていけば身を守れるのか?」
「そんなにも多くの危険が伴うリーダーシップなのに、なぜ発揮しようとする人が少なくないのか?」

そんな疑問に答えてくれます。

 

リーダーシップを発揮しようと思っている方、すでに今現在リーダーシップを発揮している方、又は「いつかリーダーシップを発揮して仕事で良い結果をだしたい」と考えている方には必読です!

リーダーシップを発揮するということは、”かっこいい”、”仕事ができる” イメージだけでなく、

『こういった「危険」や「リスク」もあるから、こういうふうに物事を考え、このように状況を把握し、こういった行動をしていくとうまくいく。周囲の人々の生活もよくすることができる』

そういったことをわかりやすく教えてくれる本です。読みごたえもあり、実践できることがたくさん書かれています。

単純に「リーダーシップを発揮するには・・・情熱と・・・コミュニケーションと・・・」みたいな本ではないです。

最前線のリーダーシップ

 ↑この表紙は旧版です。なんかもう古書でしか買えないみたいです。。。悲しい。
でも新版が出るみたいですね 現時点で予約受付中みたいです♪ ↑ 

 

著者のハイフェッツは、ハーバード大学ケネディ行政大学院パブリックリーダーシップセンターの共同創設者であり、その独創性に富んだリーダーシップの教育・実践手法は、世界的な名声を有する。ハーバードでは、社会や組織のなかでどのようにして適応能力を構築するかをテーマに研究。リーダーシップと権威に関する授業は大学内でも有数の人気を誇る。

(権威・・・といえば、以前ご紹介した名著 「影響力の武器」もおすすめです!)

 

著者は言います。
「ビジネスマンはもちろん、自分の組織や社会、自分の周りの人間関係を変えたいという思いを持つすべての方にも是非読んでいただきたい。「熱い思いを実行に移すための勇気」と、「行動し、人や組織を動かすための多くの技術」を得ることができます。」と。

 

ポイントとして、

 

 

・リーダーシップの本質とは
変革プロセス何かを成し遂げるプロジェクトなど)の最前線に身を置きながら、そのプロセス(業務や任務)の全体を客観的に鳥瞰(上から全体を見渡すことを)して、反対派のさまざまな行動に対して戦略的に対処して、変革プロセスを永く生かし続ける。そして、人々が課題と向き合って自らを変えていくための環境をつくりこんでいくことである。

 

・リーダーシップには 危険がいっぱい ある

リーダーシップがよい知らせをもたらすだけの仕事であるなら、これほど簡単なことはない。

人は変化それ自体に抵抗するのではない。本質的には、人は何かを失うことに対して抵抗する。

人々に喪失を迫らなければならない局面で、リーダーシップは危険を伴う。

あなたが人々の価値観や信念、長く生活に根ざした習慣を問い直そうとすれば、人々はリーダーシップを発揮しようとするあなたを危険視する。

相手が聞きたいことではなく、聞かなければならないことを告げる者は、自らを危険にさらすことになる。

いかに確信と熱意をもって伝えようとしても、人はそれによって失うもののほうに目を向ける。

 

・まずリーダーシップに求められる力

耳ざわりな情報を伝え、困難な問いを突きつけ、それでいて無視されたり、排除されたりすることなしに、困難を真摯に受け止められるところまで相手を導く力

 

・「適応を必要とする問題」が持つ危険性

組織や社会が抱える問題について、すべて「正解」がわかっているのなら、リーダーシップに危険なことなんか無い。

実際、日々取り組んでいる問題の中には、解き方がわかっているものも多い。この本では、これを「技術的な問題」とよぶ。

 

一方、すでにある手段では解決できない問題もたくさんある。こうした問題に対応するには、組織や地域社会のいろいろな所で、実験的な取り組み、新しい発見、そしてそれに基づく行動の修正を繰り返さなければならない
この本では、これを「適応を必要とする問題」と呼ぶ。

 

価値観、考え方、日々の行動を見直して、自らを新しい環境に適応させられなければ、新しい環境で生き残り、成功することはできない。

 

人は、多くの場合、喪失の苦痛と向き合うことをためらい、それを回避し、重荷を他人に負わせようとしたり、だれかに助けを求めたりする。

 

恐れや緊張が高まると、権威をもった人間が正解を用意してくれることを必死になって求めるようになる。「適応を必要とする問題」に対応するときの  ”危険性”  はここにある。 

 

最前線のリーダーシップ メモ

 

既存の手段では解決できない問題、それを無理やり「技術的な問題」として扱い、技術的に解決しようとすると必ず大きな失敗になる。

「適応を必要とする問題」を解決するには、その問題に関わっている人全員が、まず問題を生んでいる事、問題に影響を与えていること、加担していることについて認識してもらわないといけない。どうやって伝えるか?

 

そして、最も難しい作業の1つである「習慣や価値観を変えさせる」作業が必要となる。しかし、人は習慣や今の生活、今の立場、今のやり方を好む。変えたくない。絶対に失いたくないと考える。だから「適応を必要とする問題」は難しい。それを解決するときに、リーダーシップを発揮すると、いろいろな危険が伴う。どうやって乗り切るか。

 

・迫りくる4つのリスク

①脇に追いやられる

②注意をそらされる

③個人攻撃される

④誘惑される

 

・リーダーシップを発揮しながら生き延びる5つの方法

1)全体像をつかむ

行動を起こしている時に、その全体像をつかもうとすることほど重要なことはない。

ある出来事の最中にそこから1歩離れた目で「ここではいったい何が起こっているのか?」と頭の中で問いかける作業が必要。

 

(この本では、

「ダンスフロアから1歩出て、バルコニー席に上がる」

といううまい表現がなされている)

 

このプロセスは反復されるものであり、1度きりのものではない難しいのはダンスフロアとバルコニー席を行ったり来たりしながら介入し、その介入をリアルタイムに外から観察し、そのあとで再びその場に戻ることである。

 

この行ったり来たりする「スキル」は身につけることができる。

 

決定的に重要なのは、バルコニー席から眺めるときは、他の人を同様に、自分自身も観察することである。

そして似たような結論に飛びつかず、いろんな可能性に対してオープンでいることである。人々の関係性や関心の向け方の違い(支持する人なのか?邪魔する人なのか?ただ聞いているだけの人なのか?)を観察しなければならない。

 

2)政治的に考える

1人で動くことに執着すると、問題を引き起こすことになる。パートナーは絶対必要である。

賛成派と反対派だけでなく、その間にいて態度を決めかねている人たちからも信頼を得るように努力する必要がある。

ときにはあなたが危機や喪失を経験し、皆のモデルとなることで、あなたが十分にそれを認識していることを示すこともできる。しかし、あなたの取り組みへの真剣さが、人々を去らせる意思があるかどうか で試されることもある。

 

3)衝突を指揮する

指揮をとる方法として4つある。

 ①適応を促す環境を確保する

 ②熱気を調整する

 ③ペースをつくる

 ④将来像を見せる

 

適応を促す環境とは、適応を必要とする作業に取り組む際に、人々をばらばらにする力が働くのを抑えるための十分な結束力が存在する環境である。

 

人々を1度に挑発しすぎてはならない。あなたの仕事は衝突を指揮することであり、人を衝突することではない。

 

4)当事者に作業を投げ返す

リーダーシップを発揮する際には、必ず介入が必要になる。介入には以下の4つの種類る。

①観察する ②問いを投げかける ③見解を示す ④行動に移す

 

リーダーシップを発揮する一方で生き残るためには、あなた自身が人々の欲求不満の対象となることを避ける必要がある。

必要な作業を、それに直面しているグループの中、あるいは間に戻し、自ら行う介入が明確かつ文脈を伴うものになるように工夫する必要がある。

 

5)攻撃を受けても踏みとどまる

重要な変化に取り組むとき、反対する人たちからの影響をなるべく小さくしようとしたり、困難全てを避けようとする。しかし、そんなことをしても、結局は周りの人を怒らせてしまう。

実際は、より多くのストレスを受け止めれば、その分だけ、あなたが重要と思う問題をうまく議題に上げ続けることができ、あなた自身もその問題に取り組み続けることができる。

普通に考えてしまうこととは、逆だ。

 

非難の集中攻撃を受けている中で、しっかりと踏みとどまることは、単なる勇気の問題ではない。スキルも必要とする。

 

・結局「攻撃を受けても生き延びる方法」をシンプルに箇条書きすると

〇バルコニー席に上がる

〇パートナーを見つける

〇温度を調節する

〇仕事のペースをつくる

〇よいタイミングで行動を起こす

〇取り上げたい問題への関心を再び呼び起こす

〇人々が想像しているものとは異なる将来像を見せる

 

・渇望を認識し、屈しない

リーダーシップの発揮は、知的、感情的、精神的、物理的なチャレンジである。

我々は皆、自身の渇望に対して脆弱(ぜいじゃく)である。だからこそ、己を知ること、己を律することが生き残るための基盤となる。(クリントンは休息を拒んだ)

 

誰もが権力と支配、肯定され重要視されること、親密さと喜びを必要としている。自分の欲望を押し殺して人をリードし、生き残ることはできない。

脆さ(もろさ)を埋め合わせるために訓練を続けることが必要なのだ。あなたには自分自身をつなぎ止めておく支えが必要なのである。

 

・自分自身をつなぎ止める

個人攻撃を個人的に受け止めない。反射的な反応をしない。個人攻撃を個人的に受け止めてしまうと、自分自身を問題化してしまう

 

重要なのは、自分の過失について個人攻撃を受けた際に、人々が取り組むべき問題に焦点を再び振り向けるように行動すること。

 

攻撃の内容ではなく、攻撃にどう対処するかで運命が決まる。

 

著者はこう言った。
「子供に『父さんなんか嫌いだ』と言われ、それを個人的に受け止め無くなれば、それは親として成功した証だ。」

つまり、役割と自己を区別して、自由と強さを得るのである。

 

 

著者のマーティ・リンスキーは、1982年からハーバード大学ケネディ行政大学院で教える。92年から95年にはマサチューセッツ州ウィリアム・ウェルド知事の第一秘書兼法廷弁護士を担当。ウィリアムカレッジおよびハーバード大学ロースクールを卒業した著者は、政治家として仕事をはじめ、後にジャーナリストに転向。「リアルペーパー」紙の編集長を務める。

 

私たちには、日々リーダーシップの機会が訪れます。でも自らを危険にさらすことは避けたいと思います。誰だってそうだと思います。その危険は、時に恐ろしいリスクを携えている可能性があるから。

でも、この本には、そういった危険やリスクをかわしながら、そしてモチベーションを保ちながら仕事に取り組むための方法が「技術」として書かれています。少し難しい表現もたまにありますが、そこはゆっくり読めば理解できます。まさにこれからの時代、リーダーシップがより一層求められる世の中、リーダーシップを発揮したい方、これから発揮しようと思っている方、まさに今リーダーシップを発揮している方に、この本は本当に役立つ本だと思います!

 

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「すごいメモ」  小西 利行

この「すごいメモ」という本を読んで実践してみました。

「メモを取る」から「メモを使う」

に変わることができたので、役立つ本としてご紹介します。
この本に書いてあるメモの取り方をマネしてみると、取って終わりだったメモが、だんだんと「考えるきっかけ」を与えてくれたり、プレゼン資料や企画書、報告書などを書くときに「アイデア帳」としてメモが活かせるようになりました。ちょっと「ふざけた?表紙」だったので半信半疑(笑)だったのですが、その中身の役立ち度はかなり高いです。

メモを取る場面は仕事でしょっちゅうあるのですが、「役立ったなあ・・・」という記憶がないのが現実だと思います。そんな人には本当におすすめの1冊です。

すごいメモ

メモは取るけど、見返すことがないし、見返そうとも思わない方、メモってそのとき書き留めて頭に入れば それでいいと思っている方、メモは新入社員やその仕事の初心者がとるものだから必要ないと思っている方、メモをとっても「役立った!」という経験があまりない方(多分そういう人は多いはず。私もそうでした:汗)、そんな方々にぜひこの本を読んでいただきたいです。絶対に損はしないと思います!

 

14個も著者おススメの『メモ技』が紹介されていますが、
     「全部使いこなそう!!」はNG
だと思います。いきなり全部は覚えられないし、なにより続かないです。
(私は当然続きませんでした。。)続かないと習慣になりませんし、習慣にならないと無意識に使えるようにならないからです。

私はやっと半分の7個を無意識に使えるようになって、7個だけですがめちゃくちゃ役立っています!

 

著者は京都府出身で大阪大学卒業後、1993年に株式会社博報堂入社。2006年に独立し、POOL inc.を設立。「伝わる言葉」を掲げ、CM制作から商品開発、都市開発までを手がける。主な仕事に、サントリー伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツTOYOTA「もっとよくしよう」、ライザップPlay Station4「できないことが、できるって、最高だ」キャンペーンなど。この本は、著者がこれまでの二十数年間のキャリアのなかで培い、現在の仕事を支えている「メモ術」についてまとめた1冊

 

ポイントとして、

・メモはいい仕事をするうえで、大切な5つのポイントに関わっている。

①整理 ②設定 ③考察 ④発見 ⑤指示  の5つ。

この本に書かれている「メモ術」を使うと、この5つの大切なポイントが、もっと簡単に、もっと面白く、しかも効率的になる。

 

・5つのポイントについて

①整理:仕事の条件や要点を整理する

②設定:課題を見つける。目的を決める

③考察:何が有効な解決策か考える

④発見:新しいアイデアへたどりつく

⑤指示:部下やチームに役割を伝える

 

・メモは情報を書き留めるだけ、ではもったいない

「メモ術」を使ったメモだと、頭を整理したり、アイデアを出したり、資料の下書きを作ったりと、日々の仕事の中で行うことに役立つ。

結果として、仕事のスピードや質が向上していく。しかも面白いほどに。

 

・メモは腐る

何の技術もないまま、ただ今まで通りメモをとったのでは、時間がたつと、自分で見返しても全く意味がわからないものになる。解読するにも、思い出すにもムダな時間がかかってしまう。そしてストレスがたまる。
これは、メモが腐るから。メモには鮮度がある。

 

・仕事をスムーズにさせてくれない2つのこと

「情報過多」「頭の切り替えの難しさ」
この2つが仕事を滞(とどこお)らせている。
仕事量が増えるについれ、多くの人が情報の多さに混乱し、何をどう考えていいのかわからなくなる。そんな「情報過多」な時代。

たくさんの仕事を抱えすぎる今のご時世(どこもギリギリの人員でまわすことが多いですね。。。)、ある仕事を終えてから次の仕事へ移るとき、頭の中が整理できず、時間がかかってしまう。整理できたとしても、イマイチ冴えないし、仕事の質が下がる。そんな「頭の切り替えの難しさ」

 

この2つの滞りをカイゼンできる方法が

  「未来メモ」

である。

 

 

・未来メモの 長所

①見るだけで瞬時に考えるポイントがわかる

②即座にやるべきことに着手できる

③飛躍的に仕事が速くなる

④考えるべき目的が明確になる

⑤企画やアイデアを思い通りに発想できるようになる

(私の実感としては、①と②と④はかなりカイゼンできていると思います。③と⑤は、まだまだノビシロがあるので、これからもガンガンこの本に書かれているメモ術を使っていこうと思います。)

 

・未来メモの 効果

①仕事が楽しくなる!

「メモは面倒で使えない」から「楽しく考えるきっかけができる」へ

②仕事のスピードが速くなる!

「情報が多くて混乱んする」から「頭が整理されてすぐに仕事を始められる」へ

③過去のアイデアを再活用できる!

「過去のアイデアがムダになる」から「忘れていた過去のアイデアが復活」へ

④アイデアがすらすら生まれる!

「アイデアが考えられない」からあ「アイデアを考える方法がわかる」へ

⑤仕事ができる人になる!

「何をやればいいかわからない」から「課題の設定や解決がぱっとできる」へ

⑥伝えたいことが人に伝わる!

「ごちゃごちゃして伝わらない」から「大切なことがみんなに伝わる」へ

⓻リーダーシップがとれるようになる!

「チームをやる気にさせられない」から「チームに楽しく仕事をさせられる」へ

 

・未来メモには3つある

1:まとメモ

ぐっちゃぐちゃな情報をおどろくほどスッキリまとめて整理するメモ術(5つ)

2:つくメモ

メモからアイデアつくり出し、仕事を加速させるメモ術(6つ)

3:つたメモ

もっと つたわる、もっと考えやすくなる。
            メモを使って人を動かすメモ術(3つ)

 

 ↓↓つくメモの中にあるメモ術の1つ「三角メモ」はこんな感じです↓↓

すごいメモ メモ

 ↑ 字が汚いのはお許しを。↑

 これは本当にイデア出しで役立っています

 

 

著者は、博報堂にコピーライターとして入社してから、2年ほどがむしゃらに頑張っていましたが、いわゆる「ダメ社員」でした。圧倒的に仕事が遅く、会議では発言できず、しょっちゅう怒られ、何をやればいいのかわからず、「辞めたほうがいいかも」と思いながら過ごしていました。しかし、会議でたまたま配られた書類を見て、「全てが変わった」と書いています。その書類は誰かがメモした紙をただコピーしただけのものでした。

 

そこには「→」や「☆」など、いろいろな記号が書いてあって、その先に大きな「〇」で、いくつかの「ヒント」や「答え」が書かれていました。そこからメモというものを違う角度で見るようになり、20年以上試行錯誤を重ね、「メモの取り方」や、「メモの使い方」、「メモを使った発想法や伝え方」まで、いろんなメソッド(方法)を生み出し、実践してきました。

 

そんな著者が20年以上試行錯誤を重ねて作り上げてきた「メモ術」をこの1冊で学べるなんて、すごくお得な気持ちになりませんか?!私はおもいっきりテンションが上がって読み切りました。そしてその「すごさ」を体験して会社でほぼ毎日役立っています。

 

本の中身には、14個のメモ術の具体的な内容と、使い方が書かれていますが、何よりそのメモ術で世に出た商品やキャッチコピーも写真付きで入っているのがいいです!

絶対にあっ!このキャッチコピーこの著者が作ったんだ!!とちょっと感動します。

 

せっかくメモをとるのなら、いいメモにしたほうが いい!と共感される方にはぜひおすすめの本です!

 

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仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

 

図解版もおすすめです

図解すごいメモ。

 

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すごいメモ。(小西利行)

 

 

 

 

 

 

「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」 齋藤 嘉則 

約20年読まれ続けている定番

この本は、たくさんの「読書法に関する本」や、「読書に精通した方々の本」の中でよく登場します。
その登場の仕方は、”著者のおすすめ”
という形です。
つまり!! 読書法や思考法に超くわしい人たちが、
「いい本だから読むべきだよっ!」て言っている本です。


実際に新しいプロジェクトを進める際、何度もこの本に助けてもらいました。今でも解決策に悩んだらこの中のある「シート」を読み返しています。
ジャンル的には、「マッキンゼー系」や「仮説思考系」、「問題解決系」の本を読むのなら、ぜひこの本を早い段階で手にされることをおススメします!その他の本が間違いなく理解しやすくなります!!

問題解決プロフェッショナル

問題解決の本を読んでもイマイチ使いこなせていない方、「仮説思考」や「ゼロベース思考」とか、そういう理論は知っているけど、実務に活かせていない方、
逆に「ロジックツリー」や、「MECE(ミッシー)」などの技術的なことは知っているけど、知っているだけで実際に使いこなせていない方、
そういった方々にはまさにおすすめです!

「理論としての汎用性」と「実務に役立つ具体性」、この2つを満たしているのがこの本の最大の特徴です!!

つまり、問題解決法の理論と実践を両方効率的に身につけることができる本です。
何をどう考えたらいいのかわからない!!という方や、新社会人になられる方にも最高級の参考書・教科書になると思います。

 

 

著者は、東京大学工学部卒業。英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスLSE)校にて経済学士(MSc)を取得。マッキンゼー経営コンサルタント、米国大手家庭用品メーカーのゼネラル・ディレクター等を経て96年より現職。大手企業を中心に経営戦略やマーケティング戦略コンサルティング、企業の戦略プラットフォーム強化のための戦略スキル開発、新規事業開発のためのナビゲーション、幹部教育、問題解決技法や状況マネジメント力強化のトレーニングなどのトレーニングなどの指導を行う。

 

問題は決められた時間内に解決しなければならない。そして解決策は理想論ではなく、その時点ですぐに実行に移して成果が出る策でなければならない。何を学ぼうとも、問題を解決するための基本スキルをもたなければ、ビジネスの現場では役に立たない
そう言い切る著者だからこそ書けた
問題を解決するための基本スキル
この本で学べます。学んで、マネして、アウトプットすることによって、必ず仕事で役立ちます!!

 

 

ポイントとして、

・ゼロベース思考のポイントは

①自分の狭い枠の中で否定に走らない
②顧客にとっての価値を考える

もし今、仕事上で何かしら問題・課題を抱えているとしたら、「この問題を解決する具体的な方法はある」という前提で、ゼロベースから考えてみること。

 

ゼロベース思考になる「コツ」は、「顧客にとっての価値を考える」ということ。
できているという人もいるかもしれないけど、それを実行段階でできている人は、意外に少ない。実行段階まで顧客にとっての価値を考え抜くことが成功する秘訣。

 

・仮説思考のポイントは

①アクションに結びつく結論を常に持つ・・・結論の仮説
②結論に導く背後の理由はメカニズムを考える・・・理由の仮説
③「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する・・・スピードを重視

最初は当てずっぽうでもいい。とにかく、何がなんでも結論を出すことが仮説思考のはじまり。最初は的を外しても、常にアクションに結びつく結論を持つということを心掛けると、確実に精度は上がる。

出した結論に対して、「だから何?」、「で、何をする?」を繰り返す。そして具体的なアクションに結びつく方向性を考える。

 

背後の理由やメカニズムが把握できるようになってくる。逆に、それらが把握できていないと結論が出せない。

 

ビジネスの現場に絶対的正解はありいえない。ベストは難しくても、ベターな解決策なら考えるやすい。ベターな解決策を見つけたらすぐに実行すればよい。そしてどんどん軌道修正すればよい。

 

仮説思考のポイントは、初めにアクションに結びつく結論を言い、その結論に導く理由を説明できればいいのだ。

 

MECEとロジックツリーは、解決策や戦略を練り上げるうえで重要な考え方

 

物事を大きくMECEでとらえられるようになったら、必ずメリハリ=優先順位をつけることだ。どんなにMECEになっていても、全てをカバーした網羅的な解決策やメッセージは全く意味がない。

 

・3C+1C(顧客:Customer、競合:Competitor、自社:Company + 流通チャネル:Channel)MECEを使ってみる。

「顧客にとっての最大の価値を提供する」視点で自社のビジネスの流れを見直すと、現状とのギャップが明確になる。

 

マーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)MECEを使ってみる。

 

・事業ポートフォリオMECEを使ってみる。X軸、Y軸は、それぞれが独立した相互に影響を受けない軸(切り口)を選ぶことが重要。

 

 ・ソリューション・システム

 ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリーを駆使した効率的な問題解決の実践的プロセス。

 

<ステップ1>課題の設定

例:「頭が痛い」(問題となる現象)

   ↓

課題:「頭が痛いのを治せるだろうか?」

 

<ステップ2>解決策の仮説

解決策1:寝て治す

解決策2:薬局に薬を買いに行く

解決策3:病院に行く

 

<ステップ3>解決策の検証・評価

”評価の軸”

・お金の余裕

・時間の自由度

・痛さの緊急性

これらの軸で評価し、例えば「薬局に薬を買いに行く」といった解決策が選択される。

 

・ソリューション・システム シートを使う

最初はとにかく書き出してみることが大事。それぞれを別の紙に書いたとしても、必ず1枚にシンプルにまとめるのがいい。そうすると、自分が問題解決のどの段階にいるのかが一目でわかる。

 

このすべてのプロセスを1つ1つちゃんとやる必要はない。「個別解決策」が1つしか考えられなければ、それが「総合解決策」そのものである。また、あらかじめ課題が明確であれば、わざわざ課題設定のための比較分析をしなくてもよい。

 

実際にこの本をマネてみるとこんな感じ ↓ です。

問題解決プロフェッショナル

正直言って、こんなにうまく書けるようになるには相当練習が必要だと思う。

 

こういった類の本にある例は、ほとんどいつも同じで、解決策も似たようなもの。

この本でも「利益を増やすには?」とか、「体重を減らすには?」という課題の例が載っている。そこは「あ~、やっぱり」と少し残念でしたが、

他の本と違うところは

このシートに出会えること。

このシートを埋めようと考える、その ”考えるという行為” 自体が、
ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリーを使おうとしている。

このシートを埋めようとするときには、自然に顧客の視点も意識するようになってきました。私はすっかりこのシートにお世話になっています。

 

著者は、「わかること」から「実行できること」に移行し、最後に「結果がうまくいく」ところまで導くことを重要視している。決して「わかった」だけで終わらしたくないという気持ちが、この本の内容からも伝わってきます。動作レベルまで落とし込むという点で、以前ご紹介した「浅田すぐる」さんの本もぜひおすすめです。

 

著者があとがきに書いています。
『「わかること」と「実行できること」は、足し算ではなく、掛け算であり、どちらかがゼロになれば結局何も生まれない。1×0=0よりは、0.7×0.7=0.5のほうが、はるかにましだ。そのためには、
問題解決と実行をワンセットで自主的に行う
ことがポイントになる。』と。ぜひ問題解決の理論と実践、効率よく両方学んで仕事で活かしたいと思われる方にはとてもおすすめです!

 

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